ワーママサムのみんはぴ育児

こんにちは。2018年4月生まれの男児を育てている新米ワーママです。育児情報や時短テク、教育についてなど、みんながハッピーになれる情報を綴って行こうと思います。

出生前診断ってやった方がいいの?

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産まれてくる赤ちゃんが、先天的な病気や異常をもっているかを調べる検査のことを、出生前診断といいます。

出生前診断をやるかどうかは、賛否両論がありますよね。

”命の選別”になるのではないか、という批判的な声もよく耳にします。

 

私は、出生前診断(クアトロテスト)をやりました。

"胎児に病気が見つかったときに中絶するため”ではなく、

その病気を持った子を受け入れるという選択をしたときに、生まれてから準備をするより、生まれる前から前もって準備し、病気への理解を深めておきたいと考えたからです。

 

私が出産した大学病院では、事前に「出生前診断をやる意味」について、夫婦で講習を受けてからでないと、検査が出来ませんでした。

講習では以下のようなことを勉強しました(前のことなのでちょっとうる覚えなのですが)。

  • 検査は100%正しい結果が出るわけではなく、"陽性”と診断されても、健康な子が生まれたり、”陰性”でもごく稀に障害がある場合がある。
  • 検査で全ての障害がわかるわけではない。分かるのは21トリソミー(ダウン症)、18トリソミー、二分脊椎症や無脳症の確率のみ。例えば自閉症とかは分からない。
  • クアトロテスト(母体の採決のみで行う)は障害の確率を出す検査なので、確定診断をしたい場合、羊水検査をする必要がある。子宮に針をさして、羊水を抜いてい行う検査なので、わずかに流産の確率が高くなる。
  • 障害を持った子を産んだ親は、産んでよかったという人が多い。

 

冒頭にも書きましたが、出生前診断に関しては、批判的な声があるのも事実です。

ですが、私は妊婦さん(とその旦那さん)の意向を尊重すべきだと思います。

出産においては、何が正しくて、何が間違っているか、それを決められるのは当事者だけなんじゃないかなと思います。外野が批判するのは、お門違いな気がします。

この記事を読んでくださっている妊婦さんは、どうかご自身の選択に自信を持ってくださいね!

 

 

 

 

大学病院での出産ってどうなの?vol.2

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前回、大学病院での出産の「よかった点」について、触れました。

今回は、悪かった点についてお話しようかと思います。

(しつこいようですが、あくまでも主観ですので、特徴と捉えてください)

 

「悪かった点」

  • 医者・看護師が多いので、アットホームではない。
  • 診察や会計などかなり待つ。
  • 人気のところは、かなり早い時期に分娩予約をする必要がある。
  • 入院中の食事が質素(小学校の給食みたい)。
  • 担当の産婦人科医に研修医(医学生?)が1人ついており、その人に内診されることもあった。
  • 値段が高い(100万円前後)。

 

どこの病院でも、1か月に受け入れられる分娩件数が決まっています。

 

希望の病院があれば、「いつから申込できるのか」「申し込み方法は?」など詳細を早めに確認しておいたほうが良いですよ!
私の場合、第一希望だった総合病院は、心拍確認できてすぐ(7週)に分娩予約の電話をしたのですが、すでに埋まっていて申込できませんでしたガーン7週ですよ?!びっくりですよね💦
大学病院の方は、8週目で申込をしました。
 
大学病院や総合病院は、やっぱりそれなりのお値段します。
ですが、設備もしっかりしているし、お医者さんも沢山いるので、かなり安心できると思います。お金と安心のバランスが難しいですね…
 
 

 

大学病院での出産ってどうなの?vol.1

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今回のテーマは「大学病院での出産」についてです。

どこで出産をしようか迷っている妊婦さんの参考になればうれしいです。

 

みなさんは「大学病院での出産」と聞いてどのような印象を持ちますか?

「研修医がいっぱい見学にきそう」「混んでそう」そんなイメージでしょうか。

 

実際に大学病院で出産した私が、良かった点、悪かった点をご紹介します。

(良い・悪いは主観なので、特徴を述べていると理解して下さい)

 

「よかった点」

  • 先生、看護師、助産師の人数が多い。
  • 検診のたびに先生が変わるので、胎児の異常を見つけやすい(気がする)。
  • 若い女医さんが多いので、話しやすい(病院によると思います)。
  • 専門医が大勢いるので、何かあったときにすぐ対応出来る。
  • 最新の設備が整っている。
  • ハイリスク妊婦にも対応出来る。

「よかった点(番外編)」

  • 学校卒業したて(多分)の看護師が多く、頑張っている姿が初々しくてほっこりする。
  • 学生がぞろぞろ診察を見に来ることはなかった。

大学病院は規模が大きく、様々な診療科や最新の設備があるので、とにかく安心です。そして何故か若い女医さんが多いかったです。妊婦検診、分娩全部合わせて、男性医師だったことは1回しかありませんでした。

 

よく巷で聞く「学生が診察を見学しにくる」状況には出くわしませんでしたが、「大学病院はあくまで教育機関なので、必要に応じて研修医・学生が見学します」的な文言に同意はさせられました。

 

長くなりそうなので、続きは次回書きます。

 

 

無痛分娩に反対されたら?

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初回の記事でも触れましたが、日本ではいまだに

「お産はお腹を痛めてなんぼ!」

「痛みに耐えて出産してこそ、一人前!」という謎の風潮がありますよね。

 

妊婦さんの中には、この謎の風潮に苦しめられている方も多いのではないでしょうか?というのも、妊婦さん本人が無痛分娩を希望していても、夫、両親、義理両親等が、無痛分娩に反対しているというケースをよく聞きます。本当に残念なことですね。

誤解の無いように言いますが、決して、無痛分娩をお勧めしているわけではありません。

”妊婦さんご本人が、安心して出産に臨めるか方法を選ぶ””

それが一番大切だと思います。

 

無痛分娩で産みたいのに、周囲の反対にあって困っている方のために、痛分娩反対勢力に対する一問一答事例集を考えてみました。

 

●「無痛分娩は危険なんじゃないの?」

回答例「100%安全なお産はありません。2017年度末に、日本産婦人科医会が ”無痛分娩と無痛でない分娩の死亡率に明らかな差はない” と発表しています」

 

●「お腹を痛めて産まないと一人前になれないよ?」

回答例「一人前の定義はなんでしょうか?一人前=完璧な母親であるなら、産んだだけでは誰も完璧な母親にはなれません。子育ての中で試行錯誤して母親になっていくのではないでしょうか?」

 

●「お腹を痛めて産まないと、子供を可愛がれないのではないのでは?」

回答例「厚労省の調べによると、全体のお産の20%が帝王切開で出産しています。お腹を痛めて産まない帝王切開で産んだ母親も、子供をきちんと育てていますよ」

 

いかがでしょうか?

ただし、上記のように説明して理解してくれる人には、事前に説明したほうが良いと思いますが、話しても理解してくれない人(年配の人とかね)には、伝えなくていいかなと思います。

どんな分娩方法でも、元気で可愛い子供が生まれたら、みんな喜んでくれますよ!

自信をもって、自分の好きな分娩方法を選択して下さい!!

 

 

 

 

 

陣痛はどのくらい痛い?無痛分娩は本当に痛くないの?

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陣痛はよく、「鼻からスイカ」が出るくらいの痛み!とか「小指を切断するくらいの痛み!」と例えられますよね。

実際に出産前は私も、どれくらい痛いのかとても不安でした。

 

私は無痛分娩で出産したのですが、結論から申し上げますと、

無痛分娩でも痛かった!

 

前回の記事でも書きましたが、無痛分娩では背中に入れた管(カテーテル)から麻酔を注入します。

管に麻酔を入れるスイッチは、妊婦さんが持っており、痛くなったらスイッチを押して麻酔を追加する仕組みです。

 

どのくらい痛みを残して出産するかは、病院の方針によって異なります。

私が出産した病院では、痛みを4割残して出産するという方針でした。

 

では、本題の陣痛はどのくらい痛いのかについて触れていきたいと思います。

前駆陣痛は例えるなら、お腹が「こむらがえり」する感じでしょうか。

”前”とつくので大したことないだろうと思ってましたが、悶えるくらい痛かったです。

この「こむらがえり」ほどの痛みが怖いと感じるかたは、計画無痛分娩が良いと思います。

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私の場合、この「お腹がこむらがえり」の状態で病院に行き、麻酔をしました。

麻酔をすると、あっという間に痛みはなくなります。

普通に携帯ポチポチできちゃいます。

 

しかし!!

子宮口が8cmまで開くと、突然「落雷!!!」のような衝撃がきました。

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ここまでくるといくら麻酔を打っても効きません。
麻酔のスイッチは15分ごとに押せるのですが、我慢できなく連打しました。

もちろん、麻酔は15分ごとにしか入ってこないので、ひたすら「落雷」の痛みが続きます。

 

「これで通常の出産の痛みの4割なら、私は麻酔なしの出産は出来ない」と感じました。

痛みに耐えられなかったので、追加で強力な麻酔を追加で入れてもらうと、びっくりするほど、痛みがなくなりました。

 

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これは本当にすごい。まったく痛くないんです。痛みはないのですが、生まれる瞬間の感覚はわかります。

 

結論。

”陣痛は痛い”

”無痛分娩が痛いかどうかは、麻酔をどれくらい入れるか、病院の方針による”

ということです。

 

「少しでも痛いのは怖い」

「まったくの無痛で産みたい」という方は、出産前に病院の先生にきちんと確認しましょう!

 

 

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無痛分娩で出産した私が、病院を決めた5つの理由 vol.5

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このテーマの最後です。

 

理由.5 総合病院であること

お産ができる場所には、いくつか種類があります。

大きく分けると、

・総合病院

・個人の産院

助産

・自宅出産

この4種類です。それぞれのメリットとデメリットを見てみましょう。

 

 

「メリット」

・総合病院…最新の設備が完備されており、かつ各分野の専門医が多く常駐しているため、ハイリスク妊婦や急な手術にも対応できる。

・個人の産院…家の近所にあることが多い。アットホームで、豪華な食事やエステなどサービスが手厚いところが多い。

助産院…費用が安い。陣痛促進剤の使用など医療行為を行わず、自然な形の出産ができる。

・自宅出産…助産師が自宅へ来てくれるため、陣痛の中荷物を持って病院へ行かなくてもよい。家族に見守られて、よりプライベートな出産が出来る。

 

「デメリット」

・総合病院…料金が高い。食事が質素。エステ等のサービスは一切なし。

・個人の産院…設備が古いところもある。医師、助産師の数が総合病院に比べて少ない。妊婦or赤ちゃんの大きな問題が発生したら、総合病院へ搬送される。

助産院or自宅出産…医療行為ができないので、妊婦or赤ちゃんに大きな問題が発生したら、総合病院へ搬送される。

 

 

病院選択にあたり、何を優先するのかは人それぞれです。

どこを選んでも100%安全な出産は不可能ですし、妊婦さんが一番安心して出産に臨めると感じた場所が一番良いと、私は思います。

 

それぞれの特徴を比べてみて、私は総合病院を選択しました。

分娩中に何かあったときに、すぐに対応できるのは総合病院が一番安心できると考えたからです。

実際、この選択は間違っていなかったと思います。

私は結果的に何も問題なく出産できたのですが、同時期に入院していた妊婦さんは、分娩中に緊急手術になっていました。

もし個人の産院や助産院で同様の事態が発生した場合、大きな総合病院へ搬送してからの手術になるので、時間がかかりますよね。

一刻を争う状況の中で、「もし受け入れてくれる総合病院がなかったら…」などと考えると怖いなぁを思うのです。

 

全5回に渡りお送りしましたが、いかがだったでしょうか。

明日からもバシバシ更新していきたいと思います!!

 

 

 

 

 

無痛分娩で出産した私が、病院を決めた5つの理由 vol.4

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理由4.タクシーで30分以内がどうか。

 

理由1で述べた通り、私は陣痛が来てから病院へ行くタイプの無痛分娩を選択しました。

ですから、できるだけ陣痛が来たらすぐに病院に行きたい。

なぜなら「(自宅で陣痛に耐えるのが)怖いから」それだけです。

 

我が家はマイカーがありませんので、必然的にタクシーで病院へ行くことになります。

陣痛が来た時間によっては、道が混んでいる可能性があります。

渋滞に巻き込まれたら、最悪車中で出産なんてことになりかねません。

ですから、なるべく近い病院を探しました。

 

通常のタクシーの場合、混雑時捕まらない可能性があります。

それをさける為に、マタニティタクシーに登録しました。

会社によって詳細が少しことなりますが、以下のようなメリットがあります。

(決して回しものではないのですが、本当に便利なので紹介させて下さい)

 

・運転手さんは、妊婦さん対応に関する特別な研修をうけています。よって乱暴な運転はしません。

・妊婦専用予約ダイアルがあるので、優先的に予約できます。

・(会社によって違いますが)シートが防水になっており、万が一破水しても追加料金はかかりません。

・あらかじめ自宅、病院の住所を登録しておくので、当日陣痛に苦しみながら、道案内する必要がありません。

・料金は後日請求なので、病院に着いたらすぐに下車できます。

・出産以外にも、妊婦検診や産後検診時も利用できます。

www.km-taxi.tokyo

www.nihon-kotsu.co.jp

www.tokyomusen.or.jp

 

私はいくつかの会社のタクシーを登録しました。

妊婦検診時に全社利用してみて、一番良かったところを、出産時に利用しました。

タクシー会社の比較は、後日書きたいと思います。